副学がニヤリと笑った気がした。 もし、岬の能力が盗みの能力なら アイツは、俺達を利用して盗みの能力を覚醒させる気だ 「っ!岬、話を聞くな!ソイツは、…ーーっ!!」 また絞める力が増した。 一瞬呼吸が乱れる。 「海兄…。」 震えた岬の声。 っ…岬を止める為には、まず祐介を何とかしねぇと けど、どうすれば? 動き出さない岬を見て、副学はため息を吐いた。 「…君から、いきなり最愛のお兄さんを奪ったのは何だ?」