「っ…。」 岬は何も言わなかった。 「君はお兄さん達を救いたい。 もし、君にその力があるとすれば…どうする?」 「「!」」 今… 今、アイツ何て? 「私に、力?」 「そうだ。君には、能力を体外に取り出す能力がある。 その能力があれば、お兄さん達を救えると思わないか?」 『能力を体外に取り出す能力』 俺の中にある単語が浮かんだ。 「っ…まさか、盗みの能力!?」