spiral"alive"Ⅱ















人と能力者の差なんて、今まで深く考えた事無かった





「ぐっ…ぅ…。」




影に首を掴まれ、吊り上げられている俺の体。




足が着かない事が、こんな苦しいと思わなかった。






能力があるか無いか




その差が、こんなに違うなんて…




俺は周りに視線を送る。





血を流しながら倒れてる仲間達。




皆かろうじて意識はあるものの、立つことさえ出来ない。





そして最後に視界に入ったのは、この影を操っている虚ろな瞳の祐介。




「祐介…。」



どれだけ呼びかけてもある祐介の反応は無い。




「素晴らしい。」