人と能力者の差なんて、今まで深く考えた事無かった 「ぐっ…ぅ…。」 影に首を掴まれ、吊り上げられている俺の体。 足が着かない事が、こんな苦しいと思わなかった。 能力があるか無いか その差が、こんなに違うなんて… 俺は周りに視線を送る。 血を流しながら倒れてる仲間達。 皆かろうじて意識はあるものの、立つことさえ出来ない。 そして最後に視界に入ったのは、この影を操っている虚ろな瞳の祐介。 「祐介…。」 どれだけ呼びかけてもある祐介の反応は無い。 「素晴らしい。」