部屋に響いた声
その声の方に、ゆっくり振り返る。
「祐介…?」
祐介は頭を抑え、片膝をついた。
「!祐介!?」
「どうしたの!?」
隣に居た柚璃が祐介を支える。
「っ…分かりません。急に、頭が…。」
…頭?
「種明かしをしようか。」
視線をもう一度副学に向ける。
「貴様等のその制服に、私のある能力を埋め込んでおいた。合図で発動するようにな。」
!…その能力って
まさか…
「っ…祐介から離れろ柚ーードスッ
嫌な音が耳に届く。
目に映ったのは
祐介の腕が柚璃の脇腹を貫いている光景だった。
「…えっ?」
「っ…柚璃!!」

