副学の冷静な声に、俺達の視線が移る。
「おかげで良いデータがとれた、礼を言おう。
今後にきっと役に立つ。」
「今後?」
少なからず、俺達はある異変に気付く。
「ふざけんな。あとはお前一人。いくら能力を封じられようと…“封印”の能力であるお前を倒す位出来る。」
副学は今追い詰められている筈なのに
何故、こんなに余裕なんだ?
「“封印”の能力など…所詮椎名に入れさせた輝石に過ぎない。
それに貴様等は忘れているだろう?学園の生徒全員、私の配下にある事を。」
それ位分かってる
だから歩達が今必死にソイツ等を止め…って
『生徒全員』?
「うっ…。」

