俺は鍵を鍵穴に差し込んだ。



…三回逆廻し




三回、普通とは逆に廻す。




ガチャンーー重苦しい音を立てて扉はゆっくり開いていく。





「やはり来たか、鼠共。」




その声の発信源



俺達を出迎えたのは





部屋の奥のデカいデスクに足をのせ、偉そうに座っている






小学生位の男の子だったーーー