「「「海っ!!!」」」



バンーー激しいドアを開く音と共に



部屋中に声が響き渡る。



「皆…。」



振り返った先に居たのは、離れ離れになった仲間達



皆かすり傷程度は残ってるものの、ほぼ柚璃の能力で回復したらしい




「無事だったんだな。」



「あぁ。お前こそ、致命傷は無いみた…。」



俺の影に隠れた人物を見て




渚は言葉を止めた。




「ソイツ…無籐?」