「なっ!」 無籐の目の色が変わる。 「何驚いてんだよ?お前は副学の命令で俺を殺しに来たんだろ?」 笑いながら言う俺に、無籐は疑いの瞳を向けた。 「何で…笑って…。」 「笑う?最期くらい、明るく終わりたいだろ?」 俺は肩をすくめてみせた。 けど、無籐の表情は変わらない。 「別に何もしねぇよ。じゃ、今から目ぇ瞑っとく。」 そう言って、俺は覚悟を決めて目を閉じる。 あとは、無籐が動き出すのを待つだけ 俺の予想が正しければ きっと、無籐は… 「うわぁ!」