奏汰さんに応えるように、延原さんが俺に挑発をする。 「っ…。」 幻覚だ これは、幻覚だ 「しゃあねぇな。そっちが来ないなら…こっちから行くぜ!!」 延原さんの声と共に、無数の棘が向かって来る。 俺は冷静に読んで棘を避けた。 「!」 俺の読みから外れて、一本の棘が頬を掠める。 頬から血が流れた。 …!?どうして!? よく見てみると、その棘には藍色の光が纏っていた。 「っ…奏汰さん。」