「‘氷結’!」 向かって来たナイフに俺は技を放つ。 が、技はナイフをすり抜けていった。 「!また幻覚!?」 じゃあ、本物は… 「っ!」 瞬間感じた殺気に俺は体が動くまま右に避ける。 左腕に、ナイフが掠めて血が流れた。 「くっ…。」 「もう終わり?」