ーーハイ、右京また遅刻~ーー 奏太君がハハッと笑う。 ーーまたかよ右京ーー ーー頼む!担任のよしみで今日も許してくれ!!ーー いつもと同じ 右京君は先生に手を合わせて頼んでいた 彼の周りには、いつも沢山の人が居て 彼の周りは、いつも暖かくて ーーあっーー この温もりが、僕は大好きで ーーお早う、無籐ーー この温もりの中に戻れたら、と…一体僕は何万回願っただろう?