「…灰燼と化せ、火神!!」 さっきまで倒れていた渚に朱い光が纏ったかと思えば そんな声が聞こえた瞬間、朱い光が視界を包む。 「なっ!」 森内は視界を腕で遮る。 何が起きた? 奴に今…そんな力が残っている筈が無い 顔をしかめながら見据える森内の視界に入ったのは 朱い剣を手にした、渚の姿。 「チェックメイトだ、森内。」 さっきまでの傷なんて気にせず 渚は剣を森内に向ける。 「終わらせようぜ。…何もかも。」 森内は冷や汗を流した。