嘲笑うように海が言った。 「ざけんな。ソッチこそ、もう限界なんじゃねぇの?」 「戯言言ってんな。俺が渚に負ける筈ねぇだろ?」 ピク、と指が反応した。 「随分余裕だな。そんな寝言言ってられるなんて。」 「寝言?…いい加減認めろよ、渚。」 は? 顔をしかめた俺に、海はフッと笑った。 「お前が俺に適う筈無い。 答えは…分かってんだろ、渚?」