「くっ…。」 Rは顔に付いた汚れを拭う。 廊下は、所々腐っていた。 「…まさか、ここまでやれるなんて…。」 Rから数メートル離れた距離 壁を背に戦っている、柚璃と葵。 「ハァ…葵、大丈夫?」 「うん…柚璃こそ平気?」 葵の言葉に柚璃はニコッと笑う。 けれど、さっきから慣れない“腐”の能力を使っているせいか、顔は真っ青だ 平気な筈無い 「驚きました。あなた方だけで、ここまで戦えるとは…。」