立っていたのは、少し着くずしたスーツ姿 長めの銀髪 そして、スーツ姿に不釣り合いなニット帽を被った男の人だった。 ーー…どなたでしょうか?ーー 何でニット帽なんだろう? それに、私の事も知っている? ーー…この声を聞いても、思い出せませんか?ーー ーーあっ…ーー この声、知ってる 声代わりしたけど、根本的な所は変わってないし それにその表情…私は知ってる ーーまさか…陸斗君!?ーー