「!」振り返ると、Mの姿が在った。
「能力が消滅したその体でここまで逃げた事は誉めてさしあげます。」
「ですが、それももう終わりですよ。」
「っ…。」一歩後ろに退いた。
すると、かかとが地面から外れる。
逃げ道はもう無いーー
まだだ
まだ俺には、輝石がある
「輝石を使うつもりですか?」
「!」
図星をつかれ、体が一瞬動きを止める。
「あなたのする事は分かっています。ですが、止めておいた方が良いですよ?」
「…どういう意味だよ?」
俺の言葉に、Mは服から何枚かの写真を取り出した。
「これが答えです。」

