ガンーー転がっていたドラム缶が足に当たる。 「っ…ハァ、ハァ。」 俺は壁に手をついて乱れた息を整える。 大通りを避けてたら、いつの間にか港に辿り着いていた。 「っ!」 バァンと音を立て、壁が崩れて行く。 っ…もう追いついてきたのかよ! 動かない足を引きずって、俺は前に進む。 けど、もう限界だった 「なっ!」 俺の目の前に広がっているのは、果てしなく暗い海 「「そこまでです。」」