「ハァ…ハァ…。」 俺は細い道をひたすら走る。 大通りは人が多いし周りの奴等を巻き込む可能性がある 椎名に埋め込んで貰った輝石はあと少し 逃げろ 一秒でも長く 少しでも遠くまで 「っ!」 俺は瞬間前に飛ぶ。 バァン、と音を立て、足下で何かが破裂した。 「「逃がさない。」」 後ろに姿を現したM。 っ…もう見つかったか! 「チッ!」 俺は風を起こし、周りに捨てられていた物体をMに向かって放つ。 「くっ!」 Mの視界が逸れた瞬間、俺はもう一度走り出した。