木の側に来た瞬間、足に当たったナニカ 俺はそれを拾い上げた。 「…ハーモニカ?」 手の中にある、汚れたハーモニカ 見ただけで、使い込まれている事が分かる。 「何でこんな所に、ハーモニカが?ーーーっ!!」 一瞬脳裏に浮かんだ光景。 ーー榛名~!ーー ハーモニカを持った少年の元に、二人の子供が駆け寄って行く。 これ…麻里さんの“記憶操作の能力” 卒業式の時貰った輝石の能力か! 俺の脳裏に次々と記憶の断片が浮かんでいった。