「きゃっ!」 ガシャンーー派手な音と共に破片が飛び散って行く。 「「大丈夫母さん?」」 「あ…うん、大丈夫。驚かせてごめんね、海、渚。」 二人は頷いて、何事も無かったかのように岬の元に向かって行く。 「…右京君のお茶碗、割れちゃったな。」 破片を拾いながら、私は何故か苦笑いしか出てこない。 何で…? 何か、嫌な予感がする そう、あの時… 右京君が学園長に捕まった時と同じ感覚ーー 「右京君…?」