spiral"alive"Ⅱ


葉はハァ、と溜め息を吐いた。



「別にいねぇ訳じゃねぇけど…。」


「何だよ。ならさっさと付き合えばいいだろ?」



あの葉が奥手?




いやいや、有り得ない



「それが上手くいかねぇの。何せ相手とは10歳近く離れてるからな。」


「は?」



10歳近く?



俺は酒の手を止めた。



「教育実習の時、偶々知り合った生徒でな。ちゃんと笑ってなくて…その時から、どうにかしたいって思ってたんだろうな。


で、ソイツの能力練習に付き合うにつれて…。」