spiral"alive"Ⅱ











「ヤバい!遅刻だ遅刻!!」


食パンをくわえながら、俺は玄関まで走って行く。




「ちょ、右京君!鞄忘れてどうするの!!」



靴を履いてる俺に、悠里は呆れながら鞄を差し出す。



確かに、俺は何故か手ぶらだった。




「サンキュー悠里!!」



食パンを強引に口に放り込んで、俺は立ち上がる。



「あ、右京君ネクタイ曲がってる!!」



悠里がすかさずネクタイに手を伸ばす。



手際良く、ネクタイは綺麗になった。




「「父ちゃーん!!」」