「…右京君。」 まるで完全に糸が切れたように 右京君は眠っていた。 「よし、煩い奴は消えたな。悠里、早く抜け出せよ。」 「牧野君…。」 首を振る私に、牧野君は優しく微笑んでくれた。 「頼むよ、悠里。これは俺からの最期の願いだから。」 「…嫌!最期なんて言わないで!!」 認めなくない こんなの、夢だって思いたい こうしてる間にも、耳に爆発音が聞こえた。 「俺達は奏汰を見捨ててしまった。もう、あんな罪悪感を背負うのは嫌なんだよ。だから、お前等はちゃんと救わしてくれ。」