「ハァ…ハァ…。」 無我夢中に瞬間移動した先は、南棟だった。 「ハァ…右京君、大丈夫?」 右京君は手を上げて一応返した。 けど、顔色も悪いし息も切れてる それに何より苦しそうだ でも、どうにかして逃げないと! 「右京君、歩ける?」 私は右京君を支えながら少しずつ走り始める。 っ…能力消滅の衝撃がこんなに激しいなんて… きっとあの時が、右京君の最後の力だったんだ 「右京君…。」