spiral"alive"Ⅱ


学園長の面白そうな声が耳に届く。



「今飲ませた薬は、新と共に研究に研究を重ねて開発した…“能力を消滅させる薬”だ。
副作用で強い激痛を伴うが…意識を失わないとはさすがだな。」



「っ…!」



能力が、消滅する




“空”が、無くなる




「っ、ぅぁ。」



激痛は休む事無く襲いかかった。



まるで、体の大事な部品を無理矢理剥がされていく感じ



溶けて、形も何もかも無くなっていく




「残念だよ、右京君。絶対的な空の能力と、生まれ持っての戦闘センス。
実に惜しい人材だったのに…。」


視界が霞む。



もう、このまま眠ってしまおうか…




「待って下さい!」