耳に届いた甘ったるい声に恐る恐る振り向くと すぐ後ろに、森内。 「うわぁ…出た。」 「何ですか人をお化けみたいに。」 いや、もうお化けを越えてるよ 今の俺は寧ろお化けさんに会いたいです 「右京さんすぐ居なくなるんですから…ーーあっ、待ってくださいよぉ!!」 一瞬の隙をつき、一気に走り出す俺。 それを森内は笑顔で追いかけて来た。 「勘弁してくれぇ!!」 俺の悲痛の叫びは 寂しく響き渡った。