「無籐君!!」 瞬間移動で現れた悠里の声に、無籐は振り返った。 「木下さん?」 いつもと違う悠里に無籐は首を傾げた。 「どうしたの?そんなに焦って…。」 「右京君見てない?」 『右京』 その名前に無籐は一瞬言葉が詰まった。 「さっき部屋に行ったら、右京君どこにも居なくて…心辺りは皆探したんだけど…。」 悲しそうに顔を歪める悠里。 空岡右京の行方 彼の居場所を、僕は知っているし 「ごめん…見てないや。」 彼の明るい未来を消したのも僕だ