「…意外にあっさり見逃してくれるんだな。」 渚は森内に向かって言った。 「あなた達の選択は正しいです。少しでも、前に進む為に仲間を犠牲にして走り出す…。そんな無駄な希望を踏みにじった方が、楽しいでしょう?」 趣味悪… 渚は溜め息を吐いた。 「けど、あなた達は選択を間違えた。」 「?」 渚は首を傾げた。 「あなたじゃ私には適わない。まだお兄さんの方は可能性があったかもしれないけどね。」 森内の笑いに、渚は彼女を睨み付けた。 「やってみなきゃ分かんねーだろ?」 渚は能力を解放した。