「ったくよ、どういう事だよ。」 直は目の前の現象に溜め息を吐いた。 有り得ない っていうか、こんなんで俺を騙せると思っていたのか? 「何でお前が出てくんだよーー藍那?」 目の前の人物ーー藍那はクスッと笑った。 「何でって…直が呼んだんじゃん。私をさ。」 「は?」 呼んだ? いえいえ、呼んだ覚えなんてこれっぽっちもありませんけど? 「ここはRの能力ーー“夢”で創られた別空間。きっと皆、今頃自分の大切な人物と会ってるんじゃないかな?」