見間違う筈なんて無い
柚璃は、悲しそうに歩いて来る。
「愁…こんな事って…。」
どうなってるんだ?
「お前、本当に柚璃なのか?」
いや、この柚璃もRが作った幻覚なのかも…
「っ…私を疑うの?私だって、何がどうなってるかわからないよ。けど…。」
柚璃の手から光が放たれる。
愁は咄嗟に避けた。
すると、光が当たった花が腐っていく。
「!柚璃!?」
「私達は海を追わなきゃいけない…。抜け出す為には、多分現れた相手を倒す必要があるんだよ。」
っ…!
「誰にも見せなかった、“癒”の能力の裏ーー“腐”の能力で、私は必ず抜け出すんだから。」

