皆は笑顔で言った。 「…有難う。」 良かった 皆が、分かってくれてて… 「海。」 「あぁ。」 俺達は指輪に能力を込める。 指輪から、黒色に光が放たれた。 「いかにもっていう色ね。」 「あぁ。モロ何かあった感満載だな。」 深い黒色 この記憶の中に、真実への手がかりがある… 「…行くぞ。」 俺達は理事長室から出て行った。