「どこ行ってたんだよ右京!」 昼休み終了から15分 教室に帰って来たら、奏汰と悠里にこんな出迎えをされてしまった。 「いくら五限目が自習だからって、遅れちゃ駄目だよ。」 「…。」 言われ放題の俺。 一応俺も、こんなに遅れたのには理由がある 「ハァ…アイツを撒いてたんだ、多めにみろよ。」 「アイツって…またあの子?」 悠里も呆れた顔をする。 そう、最近俺を悩ませている相手… 「見ぃつけた♪」