俺達は運良く敵に見つからず、次のポイントに辿り着いた。 「ここ…中庭のバスケットゴール?」 疑問に思ったのは、きっと華だけじゃないだろう。 でも現に、バスケットゴールは白色の光を纏っている。 四つ目の記憶に間違いない 「…ここは…。」 生徒だった頃、隼人たちとよく一緒にバスケをしていた場所 隼人… 本当に悪い 「渚。」 「あぁ。」 俺達はバスケットゴールに触れた。