皆の動きが止まる。 シンーーーと空気の音だけが聞こえた。 「おそらく、俺達をバラバラにするのがアイツ等の目的だ。 だから、俺達は感情に流されず今まで通り“E”の記憶を探す。 それが結果的に岬を救う事に繋がるんだ。」 感情に流されるな 冷静に状況を読む そうしないと、大切なものを全て失う事になる 「…悪かった。」 渚の言葉に、直達はゆっくり渚を解放する。 丁度治療も終わった所だ。 「…時間が惜しい。敵に見つからずに慎重に行動するぞ。 行くぞ、渚。」 渚は力強く頷いた。