spiral"alive"Ⅱ


空也は言葉を失った。



沙雪も、全てを話して表情を歪めた。




「奏汰さんには悪いって思った。けど、このままじゃ何も変わらないまま時間だけが過ぎていく。アイツを止められないまま終わっていく。

そんな嫌なの!何も出来ないまま、変わらないまま放っておくなんて出来ない!!」



沙雪の叫びが部屋中に響く。



取り乱した自分にハッと気付くと、沙雪は俯いた。




「だけど分かってる。私は右京さんの大切な人を学園長に売った。私は右京さんを傷つけた。右京さんを裏切った。


空也は…そんな私と一緒にいるのは嫌でしょ?」




仲間を裏切った



今までずっと、クラスの誰よりも近い存在だった彼等を…




「…嫌な訳ねぇだろ。」