spiral"alive"Ⅱ


沙雪の言葉に、一瞬沈黙が走った。



「は?能力移植実験所?…学園長のか?」



「うん。」



半信半疑の空也に、沙雪は迷う事無く肯定した。



「ちょっと待て。お前何を根拠に考えればそうなる訳?」



「奏汰さんが示してくれたんだよ。」




「ふーん、奏汰さんがねぇ……って、はい!?」



空也はソファーから飛び上がった。




『奏汰』


その単語に反応して…




「学園長の研究データベースをハッキングしたら、次に奏汰さんが狙われるって分かったの。



私はそれを利用して、奏汰さんに発信機を仕掛けた。そうしたら、反応が“迷いの森”から出たの。」