えッ、、、?? 嘘でしょ。 涼はなんでそんな嘘つくの。 「え??ほんと・・・・・?」 「おう。なんか守ってやりたくなると言うか・・・。」 「何??」 「傍に居たい。」 これが悪夢であったらどんなにいいだろう。 目が覚めたら、またあの何気ない日常に戻れる。 なのに、 胸に当てた手は心臓の音を感じてる。 「あッ!!ごめん。今日塾だった!!先帰るね!!」 私は家に向かって全力で走り出した。