「その格好。襲われたいのか?」

その格好?

あたしの格好?

自分の服装・・・・

「あぁ、なるほど」

そういえば
着せられたんだった。

超ミニスカート、
ていうか全体的にミニサイズに作られているセーラー服を。


「胸元」

夏葵がボソッと
呟いた。

胸元?

視線を胸元に向けると
そこにはまぁ、なんて
あり得ない光景が・・・

「・・・み、見ないでよぉ!!」

胸元のホックは前回で
ブラが少し見えている
状態だった。

「自分で暑いっつって外したんだろが」


全く覚えてません!

お酒って怖い!!

「とりあえずさっさと着替えろ。教室もどんぞ」

「あだっ」

バサッと紙袋を
投げられベッドの
カーテンを閉められた。

紙袋の中身は
あたしが着ていた服。

わざわざ持ってきてくれたんだ。

何だか嬉しくなって
光の速さで着替えた。