「から?」

「熱でもあるんじゃないかと・・・」


「あるわけねぇだろ。お前馬鹿か」


うっさいなボケェエェ!!
馬鹿って言った奴が馬鹿だ!

「あ、椎那じゃん!戻ってきてたんだぁ」

「華〜!」


マイフレンド〜!


「なんか2人共始業式と比べてかなり仲良くなったね♪」

そうかな?

「当たり前だよぉ。だって買い出しデートまでしちゃったしね〜」

淕斗いたのかよ!!

てか君らの方が
仲良くねぇか?!

それにデートじゃねぇ!!


確かにデートっぽいとは
思ってたけど!

「楽しかったかコノヤロ〜」

華が茶化すように言って
あたしをつついてくる。

「手つなだのかよコノヤロ〜」

淕斗くんも反対から
つついてくる。


うっざ〜い!


「夏葵!どうにかしてよ!っていねぇえぇ!!」