トゲトゲ


嘘だろぉおぉおっ!!!

「なんだ。違うじゃん。ほら、行こ」


「ほんとにやめて下さい!あたしあなた達と遊ぶ気なんか全くないですから!!」

睨んでやったが
効果なし。

男の手を振り払おうと
しても効果なし。
女が男の力に
かなうはずない。

もう、どうしよう〜(泣)

男達は気持ち悪い笑顔で
あたしを連れて行こうとする。

それに必死に抵抗するあたし。


そんな苦戦中のなか
奴はノンキにアイスを片手にやってきた。

ありえないんですけど!!

「ちょっと夏葵!!」


「何?」


あたしの呼びかけに
しれっとこたえる。


何って・・・

何じゃねぇだろクソが!!