トゲトゲ



この声は!

「夏葵!!」

「え〜何々?友達ってこいつ?」

「そうだよ!」

「あ、もしかして君この子の彼氏さん?」

そう言ってあたしの腰に
手をまわす男。

「あぁ?はっ、俺がそんな奴の彼氏な訳ないだろ。腹へった。アイス食お」

おぃいぃいぃいぃ!!!

助けろよ!!

「ちょっと!!」

あたしの声はガン無視。

スタスタとラビンの店内に入っていった。