トゲトゲ

そう思い
いざラビンへ!!



う・・・


うまそう!!


食べたぁい!!


ガラスの向こうには美味しそうなアイスがいっぱい並んでいる。


ヨダレが出そうだよ〜。


ガラスにへばりついてる
あたしの肩を誰かが叩いた。

「か〜のじょ♪1人?」

振り向けば3人の
チャラそうな男。

明らかに男達は
あたしを見てるけど
あえて気づかないふり
してキョロキョロ辺りを
見回してみた。


誰に言ってるんだろう?
みたいな(笑)


「君だよ君〜。1人なんでしょ?俺らと遊ばない?」

今度は1人の男が
あたしの肩に手を回して
きた。

こいつら気持ち悪い!

「離して下さい!あたし友達と来てるんで!!」

「でも、さっきから1人でいるじゃん♪」

いつから見てたのよ!!

他の男もベタベタ
あたしに触ってくる。

今頃だけど
椎那ちゃんピンチの予感!
「アイス食べたいんでしょ?俺らが買ってあげるから〜」

え?
まじで?

て、危ない!

食べ物につられる所
だった。


「とりあえずあっち行こ」


男達に腕を引っ張らた時、あたしの後ろから低い声が聞こえた。

「なにやってんだよ」