いないよね?!
またあいついたり
しないよね?!

大丈夫!
落ち着け自分!
いるわけない!

ガチャ


・・・・

いない!!

誰もいないよぅ!!

「平和・・・うぎゃあ!!」

ドサッ

誰もいないと思っていた
屋上。

誰かに足をつかまれ
見事にこけたあたし。

え?!
てか誰?!

今、足掴んだの
誰―?!

誰もいないはず・・・


「おい、どけ。変態チビ」

誰かいた―!!!

しかも
へへへへへ変態って!
チビって!

「ちょっと何よ失礼ね!!って・・・・ぎゃあぁあぁ!!」

「うっせ」

そこにいたのは

「最低金髪キス男!!」


「あ゙?」

もう!
何でいんの?!
くっそ―!!

「てかチビどけ。転んでんじゃねぇよブス」

またチビって!
ブブブスって!

どんだけ失礼な男な訳?!転んだのはアンタのせいじゃない!

「あんた何様?!むかつくんだけど!」

バッと離れて
座ってる金髪男を指さす。

「は?俺?本堂夏葵様」


「はぁ?バカなの?ねぇ、あんたバカなの?なぁにが夏葵様よ!あんたは、せいぜいねぇ・・・」

「・・・・・」

先が思いつかない!

「えっと、せいぜい・・・か、顔だけポッキーよ!!」

よし!きまった!