トゲトゲ


「言う!言いますから!窒息死だけは止めて!」



夏葵はやっと離れてくれた。


ドキドキしすぎて


死ぬかと思った・・・・・


「で?」



「で?ってなに?」



「犯すぞテメェ」


ひっ!


あぁ!そっか!
ほんとのこと・・・・


「・・・えっと・・・・」





「あたしは・・・・」




「夏葵が・・・・・」



「・・・・〜っ」



「なんだよ?」


夏葵の顔が憎たらしい!

その勝ち誇った笑み!


早く言えって顔が何とも
憎たらしい!!



「窒息死決定だな」



えーい!
もう知らない!


「夏葵が好きだよ!!」




言ってしまった・・・・・