トゲトゲ


夏葵そのまま
断って!!


あたしの願いは
儚く消えた。


お姉さんが、あたしには
聞こえない位小さい声で
夏葵に何かを言った後・・・

「ちっ」


と舌打ちした。


その舌打ちはどういう意味で?

行かないって意味だよね?!



「夏、明日、昼に駅前だからね。忘れたら殺す」



お姉さんはにこやかに笑い
その顔には似つかわしくない
毒を吐いた。


てゆうか!

夏葵もくるの?!

あぁあぁあぁ――――っ!!

最悪だよ・・・

絶対むり・・・

一度、2人で出掛けたとはいえ
あれは買い出しだったし・・・

まだ好きだって自覚してなかったし・・・


やっぱダメだ!

用事を作って断ろう!

じゃなきゃ
あたし死んじゃうよ!!