どれだけ痛めつけても泣かない花鈴にしびれをきらした男子が花鈴を殴るのではなくある女の子に標的を代えた。 それが花鈴の親友の柚妃だった。 男子たちは花鈴自身を傷付けるのではなく柚妃を傷付けることにしたらしかった。 柚妃は殴られたりはしなかった。 だけど毎日精神的に追い詰められるような暴言を言われていた。 はじめは花鈴はそのことに気付かなかった。 ただあるときに男子が柚妃と話しているのを聞いて気付いてしまった。 その会話の内容は衝撃的なものだった。