―――どういうことなんだ。



朝花鈴が起きてこないと、朝飯も食べられないから起こしに来た。



そうしたら昨日まではまったく感じていなかった瑠璃の気配が花鈴からした。
気のせいかとも思ったが、目が合った瞬間、確信に変わった。



ずっと捜し求めていた



大切だった人。