しばらくベッドの上で物思いに耽っているとノックの音が聞こえてすぐにドアが開いた。 「おまえいつまで寝てんだよ。朝飯も二人じゃなきゃ作れないんですけど。」 そう言いながら近づいてきた陸人。 ハッとして陸人に顔を向けた。 すると。 「――瑠・・璃・・?」