―――――ピチピチピチッ 小鳥のさえずりが聞こえて、目を覚ます。 さっきまで見ていたのは瑠璃の最期。 なんて切なくて苦しいのだろう。 ・・・本当に琥珀を愛していたのね。 あなたの想いが私には分かるわ。 愛しくてたまらない。彼と共にありたい。 だけど。叶わなかったのね。 だから来世で会えることに期待した。 私は、琥珀を見つける。 果たせなかった約束を果たすために。