「はい、どうぞ」

「さんきゅ」


春樹さんに書類を渡すと、自分のデスクに戻ってしまった。



あたしたちは、会社ではこんな感じだから…。

まさか社内恋愛してるなんて、思われてなくて。

知ってるのは同僚の真美だけ。